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遮熱塗料で快適生活!こんな方にお勧めです

塗り替えによってさまざまな快適機能が追加できる時代になりました。一昔前の塗装というと、その建材の保護という目的がほとんどでした。雨水が染みこむことを防ぎ、腐蝕を防ぐということが命題だったわけです。
目次【】
現在でもこの命題は変わりませんが、この命題に対し、より最適な解決方法とそれにプラスした塗料が開発されています。
例えば、低汚染塗料は汚れを堆積させない・洗い流す塗料です。汚れが堆積しますと、その分だけ水を含む層も増えますから、その分についてはより腐蝕しやすくなります。


また、そういった変化に対しても温度が大きく影響していること皆様、ご存知のことでしょう。
塗膜の劣化や破壊に関しては紫外線が主な原因ですが、その促進に関しては温度が大きく関わっています。
温度が高ければ、高いほど、化学変化が促進されやすいのです。
熱を遮ることによって、温度上昇とそれによる化学変化を防ぐのが遮熱塗料です。
遮熱塗料の暑さを低減する仕組み
一般的な塗装の場合、熱の原因となる赤外線を塗膜が吸収し、この熱が建物内部に伝わり温度を上昇させてしまいます。


遮熱塗料はその赤外線を効率よく反射することによって、室温の上昇を抑えます。それにプラスして温度の上昇の原因となっている顔料(カーボンブラック)の配合をほぼゼロにしたり、温度の伝達を防ぐ素材の配合したものもあります。
遮熱塗料は夏の光熱費を削減できますが、冬はこれまでとほぼ変わりません。
自動車塗装にも遮熱塗料が進出!
中春ぐらいから晴れた日には車のエアコンをオンにしないと暑いですよね。
特に夏などは「遮熱塗料か断熱塗料で塗装された車が登場しないかな」と塗装に携わる方なら誰しもが思ったことでしょう。
そのような発想は以前からあったそうですが、「自動車用としてはツヤがなく、塗膜も滑らかではない」との理由から採用されなかったようです。
2015年に登場した4代目プリウスのボディカラーの一つ、「サーモテクトライムグリーン」ではこれらの問題を解決し、遮熱機能を持たせることに成功しました。自動車では世界初だそうです。

温度伝達を防ぐための中空ビーズの配合

容積が同じ空間であっても、その途中に仕切りを設けることよって断熱性がアップしやすいことが知られている。
中空ビーズはその仕切りを飛躍的に増やすことができる。
塗料に配合される中空ビーズは「断熱材」として表記されることも多いが、遮熱塗料のミラクールやパーフェクトクーラーベストは配合の主目的は遮熱としている。
街の外壁塗装やさんオススメの遮熱塗料
サーモアイシリーズ、アレスクールシリーズ


上塗りなどの仕上げ層だけでなく、プライマリ(下塗り)でも赤外線を反射する。
熱源となる太陽光を反射できない場合、そこで熱減となってしまうため、敢えて通過させて、その下の層で反射し、温度上昇を防ぐ。
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スーパーダイヤセランマイルドIR


黒色を出すために必須だったカーボンブラック、黒は日光を吸収しやすい色として知られているように温度上昇の主な原因でもあった。
このカーボンブラック、厄介なことに配合料を少なくしても温度上昇量があまり変わらないという問題児。そこで代替顔料を開発し、温度上昇を抑制。

お部屋の暑さに悩んでいる方

前述の通り、日光を反射し、熱の吸収を押さえ、お部屋の温度上昇を抑えるのが遮熱塗料です。お部屋の温度を最大で3℃程度低下させます。
3℃というと、あまり効果がないようにも思えますが、30℃ではエアコンが必要ですが、27℃では涼しく過ごせるという方がほとんどでしょう。
光熱費を節約したい方

お部屋の温度上昇を抑制し、エアコンの使用と稼働率を低下させるのが遮熱塗料です。
したがって、光熱費も節約できます。
環境にやさしい生活をしたい方

エアコンの使用と稼働率を低下させることができれば、それだけ化石燃料の消費も抑えられます。
化石燃料の消費を抑えられれば、それだけ二酸化炭素の排出も減らせますので、地球の温暖化を防止できます。

一般的に郊外に比べ、都市部ほど気温が高いと言われています。
その原因として都市部では温度上昇を防ぐ緑地や水面が少なく、アスファルトの道路やコンクリートの建造物が蓄熱しやすい、自動車や建物などから排出される熱が多い、ビルの密集による風通しの悪化が挙げられています。
アスファルトの道路やコンクリートの建造物に貯まった熱は気温が低くなる夜間になると排出され、熱帯夜の原因になるといわれています。
小さなお子様がいるご家庭

近年では公園の遊具で子供が火傷したとの報道も見受けられるようになりました。
小さなうちは皮膚も薄くて弱く、大人なら大丈夫な温度であっても火傷してしまいます。
ご高齢の方がいるご家庭
前述の遊具と同じく、歩行の補助としてお庭などに取り付けられた金属製の手摺りも手を触れられくらいの温度になります。これでは役に立ちません。遮熱塗料では表面温度を数十度単位で低下させるため、触れても火傷しませんし、我慢することなく掴むこともできます。

暑さを感じなくても発汗はしていますから、体は水分不足に陥りますし、水分不足は血液の流動性を低下させるため、心肺をはじめとした血管と内蔵に大きな負担を強いることになります。
いつまでも健康で長生きしてもらうためには体調管理が欠かせません。遮熱塗料はそうした体調管理の面でも役に立つのです。

